みなさま、今年もいよいよ終わろうとしております。
今年最後のブログを〆させていただきます。
この1年も、古滝屋に足をお運びいただきまして、誠にありがとうございました。
震災後、1年4か月の休業を余儀なくされ、
ようやく素泊まりで再開し、3度目のお正月を迎えようとしております。
来年は創業320年の記念の年でございます。
こんなにも歴史のある旅館に嫁いで、
早22年?!
わあ、自分で数えてびっくりしました。
代々のこの家業を無事に息子たちにバトンタッチできるかが、
私のこれからの大仕事!!
重いわあ。責任重大です。
そして、
元日より、チェックアウト時に記念品といたしまして、
相馬焼の湯のみを各部屋に1つお渡しします。
相馬焼の大堀地区は、福島第一原発事故により、避難区域となってしまったところです。
避難先で窯を借りて、この伝統工芸を絶やすことなく
頑張っていらっしゃいます。
そんな方々の応援も込めまして、記念品に決めました。
みんなで少しずつ復興していけたらいいと思います。
来年からの古滝屋も変わらず、宜しくお願い申し上げます。
もうひとつ、お知らせです。
当館1階ロビーにて、お花でお・も・て・な・し
の如く、「福島の花」と題しまして、写真家の野口勝宏氏の
すてきな写真パネルの展示会を開催中です!!
もう、すでに大好評!
こんなに美しいお花の写真は見たことがありません!
とのお言葉を多数いただいております。
ぜひ、お立ち寄りください。
それを見るだけにお越しいただいても大歓迎ですよ♪
では、みなさま、よいお年をお迎えくださいませ(*^-^*)
里見郁子